一番星みつけた(歯科学生の日常)

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2014.07.14 Monday

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2014.02.14 Friday

戦時下の歯科 ◆ 覆△覆燭聾綣圈わたしは前者!)

無事(?)に試験も終わったことだし

前回の

   戦時下の歯科   幣’圓六ブラシが握る?!)
   
http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2022

の続きといきたい



(※漢字の旧字体は任意に新字体にしている

また、任意に読み仮名も付け加えている)



今度は、戦時下の歯科英語教育について

「歯と民族文化」を通して分析していきたい



前項「歯科の本場」において

   日本の歯科の本場は、だからアメリカであり、

   独逸(ドイツ)であると、

   二つの元祖名を挙げることができるのだが、

   (中略)

   本場とは所詮過去の存在にしか過ぎないのだ。


と、相変わらずアジアの覇者たる

日本の威厳がひしひしと伝わってくる本書



その歯切れの良さ、切れ味の良さで

この記事では次項の



「外国語問題偶感」

について分析していきたい



戦時中というと

英語を使ってはまったく駄目だった

というイメージが非常に強い

戦前の日本がまるで

英語というものを

まったく勉強していなかったかのような

印象を持っている人も少なからずいる



しかし、英語排斥運動も

戦時下のわずか数年の話である上に

戦時下の受験生たちも

英語にくるしんでいたということは

以前もこのブログでご紹介した通りだ

   決戦下の英作文
   
http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1353



さて、「歯と民族文化」の著者である

山崎先生は戦後生まれの私からは

想像もつかない視点から

英語教育の推進をうたっている

(本書は昭和十八年の

大東亜戦争の渦中に発行された)



   日本は相手国の言葉を駆使して、

   強力に前進して、少なくとも今日まで来たのである。

と、これまでを振り返りながら



   これは偶然の一致かもしれないが、

   外国語に比較的に無関心であった英米仏が、

   敗戦側に廻って、完全にのびてゐるのに反して、

   外国語で浮身をやつしてゐた日独伊の枢軸側が

   圧倒的に勝ってゐるのは、

   はて何故だらうか。


「はて」と読者に疑問を投げかけながら

筆者は、つらつらと

これまで日本がどれほど

英語を勉強してきたかについて列記し

それに対して



米英が日本語を

如何に勉強してこなかったか

そして、その姿勢が「ゴーマン無礼」であり

「大東亜戦の当の相手国としての」

「日本の事情にあまりにも無知」

と切り捨てている



相手の日本への不勉強さをつつきながら

「敵をたほさんとするには

先づ敵をよく知ることである。」と故事を引用し

「敵の言葉をリードする者強し」と結んでいる



華麗に、国内の英語排斥の風潮を揶揄しながら

   外国を叩くための外国語と、

   外国にリードされる為の外国語が

   あることは確かだが、

   吾々は断然前者であるといふ確信があつてよい。


と、勝利のための英語教育の推進をうたっている

その発想はなかった



さて、非常に興味深いのが

途中で引用される

旧制歯科医専の

英語に費やしている時間数である



東京高等歯科医学校(現:東京医科歯科大学)は

四年間で952時間

次に多いのが

日本大学専門部歯科(現:日大歯学部)が780時間

それから、京城歯科医学専門学校

(現:ソウル大学校歯科大学)

が748時間



それから、つらつらと書きならべるが

九州歯科医学専門学校(現:九州歯科大学)が

680時間

東京歯科医学専門学校(現:東京歯科大学)が

612時間

それにくらべて昭和医学専門学校(現:昭和大学)が

579時間

大阪医学高等専門学校(現:大阪医科大学)が

528時間

岩手医学専門学校(現:岩手医科大学)が

110時間



と、医科に比べて

歯科の方が英語教育に力を入れている

とあった

これは非常に心強い結果である

(帝国大学の医学部の時間数が引用されていないが)



当時の歯科医専や医専門が

4〜5年での卒業だったということを踏まえると

現在、高校普通科で英語の時間数が

約630時間(学校、年度により差はある)

ということは、結構がっつり

英語教育が施されていたことは

想像に容易い



こうして、筆者は



   日本は最高の文明国である。

   その文明国日本に、外国語排斥論が出たりするのは、

   力余つてのことだらう。


として、国内の排斥主義者をけん制しながらも

日本の専門教育に外国語は必要で

かつ、戦争の勝利のためにも

外国語の勉強は必要不可欠としている



現在の日本はどちらだろうか?

前者か?後者か?



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2014.07.14 Monday

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2017/07/08 11:19 PM by サディ

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