一番星みつけた(歯科学生の日常)

北海道生まれ、北海道育ち
そんな私が九州へ!
歯学部青年の愛と情熱の日々を綴った
パトスの結晶!!
前略、お袋様。私は生きています。

当ブログの更新は終了しました。

続編ブログ
「俺はタクランケ!(歯科学生の日常2)」
http://tulip-kimkim2.jugem.jp/

よろしくお願いします

2014.07.14 Monday

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2014.05.30 Friday

紺いろの地平線

私は思案を巡らせながら

散歩をするのが好きだ

しかし、思案を巡らせて歩くと

道に迷う…



先日、久しぶりに迷子になった




急な勾配の坂を幾つかのぼると

途中から、階段になった




バリアフリーが泣いて逃げ出すような

無秩序な階段が

まるで細胞間橋のように

家々の間に張り巡らされていた




人々の生活の隙間を縫うように

一段一段を踏みしめてのぼる




息を切らし、汗を流し…

足はもう豆だらけだ




どこを通れば良いのかもわからない

選択肢の中に答えがある保証もない

何度も行き止まりにぶち当たりながら…





ふっと、足を止めて

後ろを振り向くと

眼下に八幡の町が広がっていた




なんだか、報われたような気がした



景色を眺めていると

はっと、宮沢賢治の

生徒諸君に寄せる」を思い出した




なあ、ジョバンニ

宙宇は絶えずわれらによって変化する

誰が誰よりどうだとか

誰の仕事がどうしたとか

そんなことを言ってゐるひまがあるか




私は、私の未来圏から吹いて来る

透明な清潔な風を感じているだろうか?



私は「紺いろの地平線」における

「あらゆる形の山嶽」に

なっているだろうか?

もしくは、なりえるのだろうか?




新しい時代の歯科医師よ…

我々は何をすべきだろうか?



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2014.04.12 Saturday

【簡易更新】檸檬爆弾

昼から

レモンビールを飲んだ



レモンビールを飲みながら

その、カーンと冴えかえるような

さわやかな味覚に

「あ、そうだそうだ」と

梶井基次郎の「檸檬」を思い出した



私も、丸善に…



と、思ったが






この街に丸善はなかった



24歳、がんばります


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ばいちゃ☆

2014.04.07 Monday

もしも「鉄腕アトム」が歯大生だったら

あの大掃除から一週間

先生に呼ばれた



「なんだろう?」と思って

部屋に行ってみると

「片付けをしていたら

出てきたからアゲル」

と、とある一冊をいただくことができた



2008年(平成20年)に

北九州市立美術館分館で開催されていた

アトム展のパンフレット(非売品)だった



す、すごい!



著名人から寄せられた原稿も豪華だ



実は、私は「鉄腕アトム」が大好きだ



ちょうど、私が小学生から中学生にかけて

アトムのバースデー・アニバーサリーで

様々な特集・企画が組まれていた

ということもあったのかもしれない



父が「鉄腕アトム」世代

ということもあったのかも…



だが、私も「鉄腕アトム」を見て

育ってきたのだ

だから、この本

本当にとてもうれしかった!



嗚呼、久しぶりにアトムを見る



記念すべき「鉄腕アトム」の第一回も

ちゃんと掲載されていた



数年ぶりに見てみると…



ページ横の煽り文句が

実はすさまじいことに気が付いた(笑)



☆おとうさん おかあさんのない

気の毒なアトムくん!

がんばれーっ!

すばらしい「鉄腕アトム」!




なんとも言えない

デリカシーのなさ(笑)

寛容な時代だったのだなぁ…



ちなみに「これもあげる」と



手塚治虫氏の死去を悼む

新聞の切り抜きもいただいた



先生!本当にありがとうございまし!!



☆おまけ☆



もしも(気の毒な)アトム君が

歯大生だったら!?





〜七つの力編〜



1.医療面接で患者の善悪も見分ける



2.外国語の単位は楽勝!



3.先生の言うことも聞き逃さない!



4.どんなスライドも写真に収められる!



5.寝坊しても実習に間に合う!



6.試験官を仕留めることができる!

(カンニングできる!)



7.いつでも大学を破壊できる!



それでは、ばいちゃ☆




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■関連記事■

 ゲス部、春の大掃除!
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2097

2014.03.05 Wednesday

今夜の風は身にしみる その3

***前回までのあらすじ***

自転車で歯大(真鶴)から

皿倉山まで行ってみた



でも、営業が終了していたため

大人しく帰ることにした

そんでもって、サディは風になった

   その1:http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2054

   その2:http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2055

*************



来た時はひたすら坂を上った

その分、帰りはひたすら

坂を下った



後輪のブレーキの油が切れて

かけるたびに、ギギギと

嫌な音が住宅街に響き渡った



ときたま、神洲の残り香を感じながら

安全運転を心掛けていたが

ずっとブレーキを握って

下りていたため

手が馬鹿になってしまいそうだった



これまた、見しらぬ街へ出た

こういう無計画なサイクリングは

ちょっとくらい道に迷った方が面白い

そんでもって、知らない街を

わけもわからずさまようのがイイのだ



とはいえ、日も暮れて来たので

できるだけ大きな通りに出るように

自転車を走らせた



目に新しい風景がたくさんあって

とても楽しかった



「川が好き」って

川、干上がってまっせ(笑)



さて、帰りがけに

ふらっと古本屋に立ち寄った

…チェーン店舗ではなさそうな

この街にしかない古本屋



今日、私は

わけのわからない

気の狂ったような漫画が読みたかった



川の流水に砂をさらして砂金を見つけ出すように

目を細めて、気になる本の題名を探す

こうして、本棚の前を

うろうろするのだが

それがまた楽しいのである



そこで「赤灯えれじい」

という漫画が目にとまった

なんだか名前が

赤色エレジー」に似ていると思った



何気なく手にとって

開いてみると

私の好きな感じの絵だった



そして気がつくと、一巻まるまる

最後まで読んでしまっていた



私が当初思い描いていたような

「わけのわからない漫画」とは違っていたが

読後感は求めていたものだった

とてもしっくり来た



これは最後まで読もうと思い

検索してみると、全15巻だった

結構、有名な漫画だったようだ

こんなに面白い漫画を

どうして今までしらなかったのだろう



なんだか切なくなってきた…

いかん、泣いてしまいそうだ

なんで泣いてしまいそうなのか

自分でもよくわからなかった



見ず知らずの街で

成人した男が

漫画を立ち読みしながら

泣くわけにはいかない



時計をみてはっとした

そうだ、キレネン子さんが待っている

早く帰らなくちゃ…



そう、俺は

早く帰らなくっちゃ…!



こうして、今回の無計画サイクリングは

無事に幕を閉じたのであった



*総移動距離*



(赤が行きで、青が帰り)



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■関連記事(これまでの自転車放浪記)■

   いずれも、自転車に乗って
   どこかへ行っただけのお話

   エピソード1:ラブソング探して
   http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1049

   エピソード2:北海道道1148号札幌恵庭自転車道線
   http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1057

   エピソード3:埠頭まで…
   http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1595

   番外編:迷い猫オーバーラン(船橋事件)
   http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=135
 

2014.02.26 Wednesday

歯医者さんに憧れる子供を増やそう!

「お医者さんになりたい!」という

子供を見たことがあっても

「歯医者さんになりたい!」という

子供はあまり見たことが無い



先日、「13歳のハローワーク」のHP

見て驚いてしまったのだが

そこに歯科医師の文字が

なんと!なかったのである(涙)

   ちなみに

   5位 看護師
   7位 薬剤師
   9位 医師
   17位 臨床検査技師
   49位 臨床心理士
   73位 医学療法士
   76位 助産師
   89位 精神科医




歯医者さんに憧れる子供が少ない

というのは、意外と

結構大きな問題だと思うのだ



なぜ、子供たちは歯科医師になりたいと

思わないのだろうか?



私が考えるに

やはり、漫画の影響が大きいと思う



「ブラックジャック」をはじめ

医者が主人公の漫画は数多くある

しかも、漫画がある、という

存在の有無ではなく

いくつもの漫画がきちんとヒットして

多くの人たちに読まれているという事実が大きい



一方、歯科医師を扱った漫画というと

ほとんど聴いたことが無い

あったとしても、広く読まれていない

それどころか、漫画に歯科医師が

登場する時は決まって「悪役」である



う〜ん…

歯科医師がヒーローの漫画は無いものか…

…そうだ!

無いなら、作ってしまえばよいのだ!



しかし、いかんせん画力もなければ

時間の余裕もない

…ということで

アイディアをここに放り出しておきたいと思う



もしも、これを参考に漫画を描きたいという

プロもしくはセミプロの方がいらしたら

是非、ご一報を!…って、いないか(笑)



*** *** *** ***

原案:サディ

痛快医療マンガ


「ホワイト・ジャック」




人里離れたところに診療室を構える

凄腕の歯科医師がいた



その名も…ホワイトジャック!



彼は、あえて歯科医師免許を持たなかった

どうしても、国家試験に

合格することができなかったのである



彼は、べらぼうな報酬を要求した

国が定める保険点数が低すぎて

彼は保険診療はせずに

常に自由診療しかしなかった

…というか、そもそも無免許だった



しかし、彼は天才的な技術の持ち主だった

どんな症例でも、白く美しい歯にしてみせるのだった

彼は、ホワイトニングの達人

ホワイト・ジャックなのであった



そんな彼のところに

今日も患者がやってきた



患者はあまりの歯の痛みに

涙を流していた

「歯の痛みをとってください」

患者の眼は、そう訴えていた



「できるだけ歯を残すのが私のポリシーだ」

「しかし、私の治療は高くつくぞ」

「一千万円だ」



患者と一緒に来ていた父親は

いきり立った!

「お、脅す気か!?」

しかし、淡々とホワイトジャックは

「私なら、治療に百億円つけたって

安いもんだがね」と返した



そこに、ライバルの

Dr.エキストリコがやってきた




Dr.エキストリコ(Dr.Ext)は

ホワイトジャック(WJ)とは

対照的な人物だった

なぜなら、彼は歯科医師免許を持っていたし

保険診療しかしなかった



しかし、彼はすぐに歯を抜いてしまう

二言目には即「抜歯」



Dr.エキストリコは患者の父親に言った

「私なら、保険で治療してあげますよ。」

「抜歯をすれば、すぐに楽になりますよ。」



WJ「私の邪魔をするな!」

Dr.Ext「もぐりの歯医者め!」

WJ「この症例には抜歯は禁忌だ!」

Dr.Ext「うるさい!このご時世

抜歯で点数を稼がないと生きていけないんだ!」

WJ「患者のQOL(生活の質)を考えたことがあるのか!?」

Dr.Ext「歯科医師が保険で飯を食って何が悪い!

それが正義だ!歯科医師の正義なんだ!」



WJ「正義か…

そんあもんは、この世の中にありはしない。」



Dr.Ext「うるさい!とにかく

俺流のやりかた(抜歯)で処置するよ。」



患者「いいです…。一千万円払います。」



WJ「それを聞きたかった。」



こうして患者は

最先端の技術と材料による

エンドが施され

歯質を保存しながら

治療を終えることができた…



Dr.Extとホワイトジャックとの闘いは

歯科の保険点数が改善されない限り

終わらないのかもしれない…



つづく?!



サディ先生の漫画が読めるのは

「一番星見つけた」だけ!



*** *** *** ***



こんな漫画が週刊少年誌に掲載されたら

もっと歯科医師の人気も

あがる…かも?



それでは、ばいちゃ☆


   
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■関連記事■

 歯科医師の品格
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1827

 海賊と呼ばれた男の起点
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1811

2014.02.20 Thursday

ライトノベルとは何ぞや?

我はライト・ノベルを知らぬ

今日、BOOK・OFFで立ち読みをしていたら

店員が店内放送で

つらつらとライト・ノベルの題名を

読み上げていたのを聴いて

思わず吹きだしてしまった



タイトルのあまりの長さと

奇をてらいように驚いてしまったのだ

しかし、確かに書店に赴けば

本棚の目立つ所には

ライト・ノベル、ライト・ノベル



だから、きっと

ライト・ノベルは面白いに違いない

しかし、ライト・ノベルってなんだ?



ということで、今日は

まったくライト・ノベルを知らない私が

タイトルだけを見て

その本の内容を想像してみることで

ライト・ノベルとは何たるかを

私なりに考察していきたいと思う



ここで、ライト・ノベルを読んでみよう

という方向に行かないのがミソ(笑)



まずは参考にしたサイトをご紹介したい

 タイトルがあまりにも長すぎるライトノベルランキング(ダ・ヴィンチNEWS)
 http://ddnavi.com/news/77366/

こちらのサイトから二作品を

題材にしてみた!


さて、ライト・ノベルとは何だろうか?

私はとりあえず「ライト・ノベル」という

ジャンル分けのネーミングから

その本質を探ろうとした…



ライト、ライト、ライト…



なるほど、Right(ライト)

ライト・ノベルとは

右翼的な内容の小説

ということだったのか!




そういうことだったらば

シナリオも想像しやすい!



それでは、まずリンク先の1位の作品から見ていく

「恋人にしようと

生徒会長そっくりの女の子を

錬成してみたら、

オレが下僕になっていました」




すごい、41文字もある…笑



なるほど、題名からヒントを得たところ

ストーリーはきっと次のような感じだと思う



***あらすじ***



大東亜戦争末期の中国大陸での物語

戦いに明け暮れていた兵士「オレ」は

慰安を求めていた

「嗚呼、内地に居た頃が懐かしい」



「オレ」は初恋の相手だった

中学校時代の生徒会長に良く似た

人工情婦(ダッチ・ワイフ)

「撫子壱號」を作り

それを日々の慰みとすることにした

しかし、「オレ」は次第に「撫子壱號」の

快感に溺れてしまい

「撫子壱號」なしでは、日々の業務も

ままならなくなってしまうほどになった



すでに「オレ」は「撫子壱號」の…

いや、快楽の「下僕」になり下がってしまっていたのだ

そんなある日、八路軍の密偵に

「撫子壱號」を強奪されてしまう

「オレ」は敵地へ単身乗り込んでいくが…



**********



と、まぁ、ざっと

こんな感じのストーリーだろう

正しいストーリーはこちらで確認!

   http://ddnavi.com/c/books/view/AmazonRakuten9784758043458

私も想像してから、あらすじを読んでみたけれど

概ねの筋書きとしては

まるっきりの想像にしては

イイ線いっていたと思う

いや、ほぼ正解だったと思うね!うん



さて、次は…

リンク先の4位の作品だ

「この家に勇者様もしくは

救世主さまはいらっしゃいませんか?」




という、これまた長いタイトルの作品だ



私が考えるに

「家」とは「八紘一宇」の「宇」に

かかっているのではないか?

と思うね

ということで、この題名から察するに

ざっと、ストーリーは次のような感じだろう



***あらすじ***



「家」とは「八紘一宇」の「宇」

即ち、われらがアジアを意味することは

容易に推察することができるだろう



さて、表紙には

健気な少女が困った顔で

「勇者様」「救世主さま」と

呼びかけをしている様が描かれている


もちろん、アジアにおける

「勇者」「救世主」とは

アジア解放の先駆者にして大東亜の君主

天皇陛下が統べる大日本帝国に他ならない



インドネシアには

国難にさし当ると、東から救世主が来る

という、まるで日本のことを

示唆するような内容の伝説があるという



この小説では

大東亜戦争における

欧米列強からのアジア解放と

東亜新秩序建設という

壮大な夢の実現と苦難

そして「八紘一宇」の精神が

児童にもわかるような優しい文体で

書かれている…はず!



**********



この本のあらすじはこちらから確認してみてね!

   http://ddnavi.com/c/books/view/AmazonRakuten9784758042994

私も、このリンク先にある

大まかなあらすじを読んでみたけれど

言いたいことはほとんど同じかなぁ

といった印象を受けたような気が

しないわけではない



私は自分の想像力に

我ながら恐ろしいものを感じたよ



さて、今日はこの辺で…

え?

ライト・ノベルの「ライト」は

「Right」じゃなくて

「Light」?!




右翼の小説じゃなくて

軽い小説という意味合いだったって?!



ふむ、冷静に私の想像のあらすじと

本当のあらすじを見比べてみると



全然違うやん!

「撫子壱號」とか

全然出て来んやん!!



俺の想像ストーリー

全然違うやん!!




ふむ

途中で、うすうす

違うかな〜と思ってはいたけど

やっぱり違っていたようだ



*結論*

ライトノベルのライトは

RightじゃなくてLight




皆も、楽しい読書ライフを謳歌してね!

ばいちゃ☆


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2014.02.14 Friday

戦時下の歯科 ◆ 覆△覆燭聾綣圈わたしは前者!)

無事(?)に試験も終わったことだし

前回の

   戦時下の歯科   幣’圓六ブラシが握る?!)
   
http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2022

の続きといきたい



(※漢字の旧字体は任意に新字体にしている

また、任意に読み仮名も付け加えている)



今度は、戦時下の歯科英語教育について

「歯と民族文化」を通して分析していきたい



前項「歯科の本場」において

   日本の歯科の本場は、だからアメリカであり、

   独逸(ドイツ)であると、

   二つの元祖名を挙げることができるのだが、

   (中略)

   本場とは所詮過去の存在にしか過ぎないのだ。


と、相変わらずアジアの覇者たる

日本の威厳がひしひしと伝わってくる本書



その歯切れの良さ、切れ味の良さで

この記事では次項の



「外国語問題偶感」

について分析していきたい



戦時中というと

英語を使ってはまったく駄目だった

というイメージが非常に強い

戦前の日本がまるで

英語というものを

まったく勉強していなかったかのような

印象を持っている人も少なからずいる



しかし、英語排斥運動も

戦時下のわずか数年の話である上に

戦時下の受験生たちも

英語にくるしんでいたということは

以前もこのブログでご紹介した通りだ

   決戦下の英作文
   
http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1353



さて、「歯と民族文化」の著者である

山崎先生は戦後生まれの私からは

想像もつかない視点から

英語教育の推進をうたっている

(本書は昭和十八年の

大東亜戦争の渦中に発行された)



   日本は相手国の言葉を駆使して、

   強力に前進して、少なくとも今日まで来たのである。

と、これまでを振り返りながら



   これは偶然の一致かもしれないが、

   外国語に比較的に無関心であった英米仏が、

   敗戦側に廻って、完全にのびてゐるのに反して、

   外国語で浮身をやつしてゐた日独伊の枢軸側が

   圧倒的に勝ってゐるのは、

   はて何故だらうか。


「はて」と読者に疑問を投げかけながら

筆者は、つらつらと

これまで日本がどれほど

英語を勉強してきたかについて列記し

それに対して



米英が日本語を

如何に勉強してこなかったか

そして、その姿勢が「ゴーマン無礼」であり

「大東亜戦の当の相手国としての」

「日本の事情にあまりにも無知」

と切り捨てている



相手の日本への不勉強さをつつきながら

「敵をたほさんとするには

先づ敵をよく知ることである。」と故事を引用し

「敵の言葉をリードする者強し」と結んでいる



華麗に、国内の英語排斥の風潮を揶揄しながら

   外国を叩くための外国語と、

   外国にリードされる為の外国語が

   あることは確かだが、

   吾々は断然前者であるといふ確信があつてよい。


と、勝利のための英語教育の推進をうたっている

その発想はなかった



さて、非常に興味深いのが

途中で引用される

旧制歯科医専の

英語に費やしている時間数である



東京高等歯科医学校(現:東京医科歯科大学)は

四年間で952時間

次に多いのが

日本大学専門部歯科(現:日大歯学部)が780時間

それから、京城歯科医学専門学校

(現:ソウル大学校歯科大学)

が748時間



それから、つらつらと書きならべるが

九州歯科医学専門学校(現:九州歯科大学)が

680時間

東京歯科医学専門学校(現:東京歯科大学)が

612時間

それにくらべて昭和医学専門学校(現:昭和大学)が

579時間

大阪医学高等専門学校(現:大阪医科大学)が

528時間

岩手医学専門学校(現:岩手医科大学)が

110時間



と、医科に比べて

歯科の方が英語教育に力を入れている

とあった

これは非常に心強い結果である

(帝国大学の医学部の時間数が引用されていないが)



当時の歯科医専や医専門が

4〜5年での卒業だったということを踏まえると

現在、高校普通科で英語の時間数が

約630時間(学校、年度により差はある)

ということは、結構がっつり

英語教育が施されていたことは

想像に容易い



こうして、筆者は



   日本は最高の文明国である。

   その文明国日本に、外国語排斥論が出たりするのは、

   力余つてのことだらう。


として、国内の排斥主義者をけん制しながらも

日本の専門教育に外国語は必要で

かつ、戦争の勝利のためにも

外国語の勉強は必要不可欠としている



現在の日本はどちらだろうか?

前者か?後者か?



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2014.02.11 Tuesday

戦時下の歯科  (勝敗は歯ブラシが握る?!)

これまた凄まじい本を見つけてしまった



「歯と民族文化」という

それらしい題名に私の鼻が

くくっと動いた

そして手に取り、とりあえず

一番後ろのページを見ると



昭和十八年一月一日発行

とあった!

ドンピシャ!

私の眼は輝いた

「天佑書房」という名も

そう見ればそれっぽい



昭和十八年といえば

大東亜戦争の真っただ中

この本は、まさしく戦争中に

書かれ印刷され販売されたものなのである



ちなみに、この本の出版された

前の年の昭和十七年六月には

ミッドウェー海戦がおこり



この本の出版された

昭和十八年の二月にはガ島撤退開始

まさに勝ち戦が一転して

負け戦となっていく

最中に出された一冊なのである

(国民は敗勢を知る由もなかったが)



ぺりっと表紙をめくると

まず最初に歯にまつわる

明治天皇のエピソードが掲載されていた



昭和初期の書籍も

ブログに掲載していない物も

ある程度目を通したが

こういった天皇・皇族にまつわる

エピソードはわざわざ書き出されてはいなかった

これもやはり「時局」だろうか?と思わせるページだ



この明治天皇の畏れ多い逸話の引用を経て

まず「自序」から始まる



「自序」では、この本の題名を

どうするかと悩んだ筆者の苦労話が

冒頭から長々と書き記されている



読んでいて思ったのは…



この筆者、読みやすいし

歯切れが良く小気味いい

…これは試験が終わったら

きちんと借りて読む価値はありそうだ



普通、本の題名を考えるとき

「歯歯歯」という題名を

思いついても、それをわざわざ書き出しはしない

と思うのだが、それをしっかりと

自序で題名候補として書き出しておきながら

「可笑しくない時の笑に類する」と

自らでバッサリ切り捨てているあたり

この筆者、なかなか小粋である



しかし、今は試験期間なので

筆者の薦める通りに

気になった項目だけ斜め読みした次第である



そこで、私が目にとまったのが

戦前の歯科医師会が制定した

「六月四日」の「むし歯予防デー」

に関する随筆である



戦前の歯科医師会で

1928〜1938年の

10年間だけ制定されていた



筆者は「6=む」「4=し」で

むし歯と洒落て制定されたことが

気に入らない模様

   もしさうだとすれば、ヨタも甚だしい。

   六月四日の八時とでもいつたら一層完璧であらう。


皮肉たっぷりにばっさり

さらに「デー」という言葉も気に食わないようで

   仏蘭西語のサイコロと間違へる。

と、言いきってしまう切れ味のよさ



どうして、ここまでして気に入らないのかというと

続きの文章を読んでいると

筆者の胸中をうかがい知れる

   虫歯の予防、民族病としての虫歯の駆逐、

   極めて大きな国家的なテーマである。

   だが、それは当分の間、

   病理学者のジミな研究室内の脳細胞に準拠することが、

   より根本的な問題ではないだらうか。


なるほど、「国家的なテーマ」を

ジョークで騒ぎ立てても解決になどならない

という点で不機嫌になられているようだ

   虫歯の早期処置、火事はボヤの内にのスローガンなら

   歯科臨床家の領域であらう。

   が、こと予防や撲滅の民族対策といふことになると、

   演説や、紙芝居や、古色蒼然たる映画では、仲々。

ふむ

筆者の不機嫌のモトは

どうやら「古色蒼然たる映画」にありそうだ



だが、虫歯の予防となると

やはり歯磨きの推奨をイメージしてしまうし

それは非常に効果的な予防法ではないだろうか?

筆者はより具体的にして抜本的な

かつ学術的な対策が必要だと言っているのだろうか?

どうも私には歯磨きを推奨することに

特に問題点はないように思えるのだが…

   この映画を見ると、歯の病気はこわい。

   全身病と関係がある。歯を磨け、歯を磨け。

   そうして良く見ると、

   歯磨本舗の出資映画であることが解り、

   本舗の御用学者が出て来る。

   そこで、成程とうなづくのである。

   (中略)

   だから、本舗の商品は売れ、歯科医は患者が増し、

   めでたしめでたしといふことになる。

   歯科医師会と本舗とが、

   六四八サイコロの原動力となるのは、

   ここでまた、成る程と肯かせられるのである。

  
なるほど、ここまで来て

ようやく筆者の言わんとしていることが

少しだけ解ったような気がする



筆者は「虫歯予防デー」における

「口を清潔に保てといふこと」や

「栄養食事の指導」などの

努力と業績は評価し

「食料経済といふ国家的な問題としても

可なり有効な効果を導いたことと思ふ。」

と認めている



どうやら、筆者は

「虫歯予防デー」による歯磨きの推奨は

国民をいたずらに怖がらせて

そこにつけこむ形で

歯ブラシ会社の利益の向上と

歯科医師の売上の向上ばかり

図られており

非常に「商業主義的」である!

ということが言いたいようだ

(なんだか、戦前から歯ブラシ会社と

歯科医師の立ち振る舞いは

良くも悪くも

あまり変わらないのだなぁ、と

変に感心させられてしまった 笑)




とはいえ、これも「古い時代の話」で

「世をあげて、アメリカ思想、自由主義の

横行した時代の物語なのである。」として

先ほどまでの歯科医師会や歯ブラシ会社への

戦後社会にも通じるような

商業主義への痛烈な批判から一転

批判や文句は、さり気無く

欧米批判へシフトすることとなる(笑)



「今では口腔衛生のイデオロギーも

すつかり変わつてゐる。」とし

別の学者の文書を引用して

「歯磨の年中行事を援助ばかりしてゐるやうな

歯科医師会でありたくない」としている



さて、すっかり変わった

「口腔衛生のイデオロギー」とはなんだろうか?

残念ながら、具体的な記述がないため

行間を読み解いていくしかあるまい



「むし歯予防デー」の功績を認めながら

咀嚼が非常に栄養吸収に効果的であることを

述べながら筆者の心配は

なんと、前線の兵士たちへ向けられる



   只、大東亜戦となり、

   幾百万かの日本人が、南に北に、

   西に東に、恐らくは歯磨道具を持たずに

   挺身努力してゐる今、

   歯磨と歯刷子とが、昔のままで、

   無反省に過されてよからうかと思ふのである。




なるほど、戦時下にあり

考え方(イデオロギー)も大きく

変わってきてはいるものの

未だに歯ブラシ会社や歯科医師会の

商業主義的な側面はぬぐえないため

前線の兵士たちも

しっかりと歯磨きを行えるように

検討・努力すべきだ!と言っているようだ



さらに言えば

歯ブラシを無償で戦線に配布して

しかるべきだ

という筆者の熱い思いすら伺えるような気がする



なぜなら

敵米兵に対しては



   アメリカの兵隊から、歯磨を取り上げたら、

   それだけでも恐らくは敗けて仕舞うだらう。


と別項目で書き記してあるからである



戦時下の歯科医師が考える

戦争の必勝法とは

皇軍兵士に歯ブラシを支給し

米兵の歯ブラシを奪い取ること!


であったと言えそうである



そうすれば、皇軍兵士は

より良い咀嚼を実現でき

より効率的に栄養を摂取し

より強靭になったはずだった



そうすれば、米軍兵士は

たちまち口腔病におちいり

敗北していったはずであった



歯ブラシの存在が

大東亜戦争の勝敗を分けた

といっても

過言ではないかもしれない?!



…んな馬鹿な



ということで「歯と民族文化」

これからもチョクチョク

読み進めていきたい


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2014.02.02 Sunday

学部二年生(23)、小学二年生を満喫する

題名だけ見たらヤバい(笑)

けど、そういうロリコン的な意味ではない



そう!

断じて、そういう意味ではない!

大切なことなので、二回い(ry



今日の記事は

 学部二年生(23)、小学二年生を買う
 
http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2006

の続きにあたる



「あさりちゃん」の最終回を見るべくして

小学館の学習雑誌「小学二年生」を買ったのだが

「あさりちゃん」だけ見て

捨ててしまうのは勿体ないと思い

他のページも堪能することにした


(小学二年生!680円と少し値上がり?!)



読んでみると、私が買っていた頃のような

ドラえもんやカービィ、コナンの連載などは無く

「○○○○物語」のような

アスリートの伝記漫画もなく

アイドルを題材にした四コマもなく

「キラーパス中田くん」のような

有名人を主人公にした四コマ漫画もなかった

「ポケモン」もアニメの絵を

そのまま漫画に編集しただけだったし…

なんだか、ちょっと

寂しくなってしまったような感じがした



とはいえ、イナズマイレブンの漫画があったり

他にも色々とイマドキの流行りの

人気キャラの漫画があった



だから、寂しく感じてしまうのは

ただ、私が大人になってしまい

今の子供たちの流行を知らないから

そう感じてしまうだけなのかもしれない



さて、説教くさい話はやめにして

ペラペラとページをめくることにしよう



いきなりぶち当たったのは

「アイドルタイプしんだん」である



「学校に行くときはスカートよりズボンだ」

NO!

「休み時間は外で遊ぶことが多い」

NO!

「★とハートならハートの方が好き」

NO!

「お笑い番組が好き」

YES!

その結果



俺は「きいタイプ」らしい

(学部)三年生になれば

もっと友達が増えるかな!

楽しみ!

「小学二年生」を読んでると

希望に充ち溢れてくるね!



一応、掲載漫画も読んでみた

けど、元のネタ(ゲームや原作)を

まったく知らない上に

連載途中のものばかりだったため

話はよくわからなかった

ただ…


(「アイカツ!」 まんが♪なぎり京)

この漫画の最後のコマ

中央の女の子のドレスが

すごいなぁ、と思った



どう見ても



こういう構図から撮ったもの

のようにしか見えない

手前にケーキを置いて

後ろでアイドルがはねている…?


そう思ってしまうと

もうそうにしか見えない…

ああ、ただそれだけ



やっぱり一番面白かったのは

巻末の方の読者ページ

なんだか、小学二年生らしい話題で

微笑ましいし、新鮮



「よく間違う漢字は?」

1位 頭 

2位 曜

3位 顔


なるほど、私は「家」が苦手だったな

歯科学生でアンケートとったら

どの漢字がランクインするだろう?



「おぼえにくい九九は?」

なんてランキングもあった

これを見て、小二の子たちは

「あ、わかるわかる

6×8もよく間違うよねぇ〜」
とか

九九あるあるの話に花を咲かせるのだろうか?

でも、母とお風呂で九九をやったなぁ



そういえば、今思えば

七の段の登場あたりで

私の「神童」伝説に

陰りが見え始めたのだった

我ながら、陰るの早w

今では「神童」だった面影も無く

立派な「
問題児」になっているが(笑)



いやしかし

「小学二年生」恐るべし

と言うのも、ちょいちょい出てくる

ギャグが結構、イイ線いっている



「流行語をアレンジして大ばく笑!」なんて

小学二年生どころか

大学生の飲み会にだって使えそうである



「やつあたりだ!」なんて

結構、ハイセンスだと思う



いや…もしかして

もしかしてだけど



歯科大の笑いのレベルが

小二レベル??


そんな…ばかな…

…いや、そうかも…

「歯科大芸人」は涙目である(涙)



ということで

最後のページまで

かっちり読んでしまった



さーて、そろそろ勉強するかな



…と見せかけて




にゅ



にゅにゅにゅ!



まいにちドリルぅ〜(のぶ代調)



専門的知識を詰め込む前に

筆記試験での

誤字による減点を防止するため

付録の「まいにちドリル」をやることにした!!



実は、小学生のドリルを

大学生がまじめに解いたら

何か面白いことがおこって

良いブログのネタになるんじゃないか?!

と思って、真剣に取り組んだ



しかし、その下心とは裏腹に

30分で解き終ってしまった

しかも、珍回答が生まれる余地もなく

普通の問題に対して

普通の解答しか出てこなかった







∴ドリルの部分は割愛!



これは完全に30分を棒に振ったな…

いやいや、これによって

誤字による減点は未然に防がれたはず!

あー、やってよかった

本当によかった!

まじまじまじ

強がってなんかねーし…



…勉強しよ…





■関連記事■

 大日本帝国アメリカ県
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2003

 学部二年生(23)、小学二年生を買う
 
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2006

 歯科大芸人たちの夜
 
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1876


2014.02.01 Saturday

学部二年生(23)、小学二年生を買う

小学生のころに読んでいた

あさりちゃん」が

今日発売の「小学二年生」をもって

連載を終了するというニュースを耳にした



歯科学生

特に四年生(旧・学部二年生)は

試験に追われて忙しい

だが!

私の足は書店に向いていた!



そして!

私は、「小学二年生」を買っていた!




とても懐かしい気持ちになった

私は小学生の時

「小学五年生」「小学六年生」を

買ってもらっていたが

妹の「小学三年生」「小学四年生」も

重ねて読んでいたものだ



うん、これで間違いない



この紐を切るときの

ワクワク感もたまらない!



充実の付録!

あとで勉強の合間にやってみよう(笑)



がさっとページをめくってみると



ドでかく、あさりちゃんの特集が!



ページの淵も、歴代コミックの表紙が!!



そして、なんと!

単行本未収録の第一話が掲載されていた!

現在のあさりちゃんと比べると

絵柄が全然変わっていることに驚く

変わっていないのは、目の輝き



第一話を読み終えると

次のページには最終話



「感動の最終話!?」なのに

のっけから「バカーバカー」って(笑)



最終話なのに

カラスにフンをひっかけられる

あさりちゃん(笑)



フンをひっかけられて

激怒したあさりちゃんは

カラスを追いかけて

はるか彼方へ…



いなくなってしまった

あさりちゃんに代わって

姉のタタミとうにょが最後の挨拶(笑)



最後の最後まで

安定の「あさりちゃん」で

なんだか、安心してしまった



しかし、書店の本棚が寂しいと思い

調べてみると「小学三年生」から

「小学六年生」までは

現在休刊となったそうだ



今は「小学一年生」から

「小学二年生」までしか

発刊していないようだ…

なんだか、寂しい



私が「松井秀喜物語」や「高橋尚子物語」を

読んでいる横で、母が

「私の頃は『王貞治物語』だったわよ」

と、世代の違いを匂わせながらも

何か共通していることで

喜びを見いだせるような

親子の何気ない会話も

これから先の世代では

消えてしまうのかと思うと寂しい



さらには、小学四年の頃まで

買ってもらっていた学研の「科学と学習」も

すでに休刊となっているようだ



子供の頃に読んでいた雑誌が

ほとんどすべて休刊してしまっている…

通りで最近

学研のCMを見なかったわけだ…



こういった背景を知ってしまうと

このたび連載終了を迎えた

「あさりちゃん」への感慨も

ヒトシオである



時代の流れを感じずにはいられない

またひとつ、時代が終わった

そんな風に思った…



室山まゆみ先生、お疲れ様でした

ばいばい!あさりちゃん!

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