一番星みつけた(歯科学生の日常)

北海道生まれ、北海道育ち
そんな私が九州へ!
歯学部青年の愛と情熱の日々を綴った
パトスの結晶!!
前略、お袋様。私は生きています。

当ブログの更新は終了しました。

続編ブログ
「俺はタクランケ!(歯科学生の日常2)」
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よろしくお願いします

2014.07.14 Monday

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2014.06.14 Saturday

映画「無法松の一生」(1958年)

小倉に住んで5年も経つというのに

「無法松の一生」を

一度も見ていないことに気が付いた



ということで、先日

TSUTAYAで借りてきた



三船敏郎主演の1958年の映画だ



これまで、何本も映画化されている

「無法松の一生」であるが

一番有名なのが、この一本なのだという



まず、オープニングの音楽を聴いて

はっとしてしまった



このメロディーは…

合唱組曲「北九州」の「梅開く」の前の

あの、胸を打つような間奏と

まったく同じではないか!



そういえば、本作の音楽を担当している

団伊玖磨先生が、合唱組曲「北九州」の作曲の際

「無法松の一生」のテーマも

曲中に織り込んだ、という話を聞いたことがある



そうか、いつも

演奏会の度に、胸をときめかせていた

メロディーは「無法松の一生」だったのか…



オープニングで、これほどまでに

胸を打たれるとは思わなかった



さて、次に胸を打つのは、その物語

「無法松」こと三船演じる

松五郎の切ない、ひたむきな半生

そのものに、心を揺さぶられてしまった

(ストーリーはこちらを参照のこと)



男気あふれる一本気な松五郎の

竹を割ったような性格と

小気味良い小倉弁が心地よい



しかし、見ていて、最も悲しかったのは

松五郎が、実の息子のように

「ぼんぼん」と呼んで

可愛がっていた敏夫が

ある日「ぼんぼん」と呼んでくれるな、と

すねてしまった一件である

敏夫も年頃で、「ぼんぼん」と呼ばれると

友達にからかわれてしまうから

それが、とても嫌だったようだ



普通だったら

母親が、敏夫を叱り飛ばして終わりだが

この物語で母親は、敏夫を注意した後

松五郎のところに

「ぼんぼんと呼ばないでやってくれ」と

頼みに来てしまうのだった



松五郎も最初は笑って

「それじゃ、若大将とでも呼ぶかな!」と

言っていたものの

母親からは「吉岡さん、とでも呼んでください」

と言われてしまう



これには、見ていた私も

ガーン!とショックであった



小学校に入る前から

父親に代わって

敏夫を可愛がってきた

親同前の松五郎に

こんな仕打ちがあるものか…と思った



松五郎も「それじゃあ、

全くの他人のようじゃのう…」と

ショックを隠し切れない様子…



やはりここには

車引きと軍人の嫁という

「身分の差」が

彼女をそうさせてしまったのだろう
 


松五郎から離れ行く敏夫への愛着

敏夫の母親への慕情

「わしは寂しかったんじゃぁ」

眼に涙を浮かべる松五郎の顔が忘れられない



ラストの松五郎の祇園太鼓を叩くシーンは

圧巻であった



小倉が舞台の本作は

現在も、小倉の精神基盤の一つを

担っているようにも思える



また、松五郎の喧嘩の仲裁に入った

笠智衆演じる結城重蔵が素敵だった



私は、こういう男になりたいと思った



「無法松の一生」

是非、ほかのバージョンの映画も

見てみたいものである



*蛇足*

松五郎の食べる、らっきょうが

あまりにも美味しそうすぎる…涙


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2014.05.31 Saturday

神洲男児、映画「凶気の桜」を見るの巻

原作は読んだことがあったけれど

映画は見たことがなかった

窪塚洋介主演「凶気の桜」




これ、2002年の映画だって

もう12年も前のなんだね

なんだかびっくり…



原作を読んだのは中学生の頃だから

そこまで詳しくは覚えていないけれど

本そのものは

そんなに面白かったという印象はなかった



国粋主義に傾倒し

「暴力が正義」という信条のもと

「ネオ・トージョー」と名乗り活動する

三人の青年たちが

その純粋さを大人たちに利用され

人生をゆがめられて行ってしまう

といった物語…



しかし、これが映画になってみると

確かに、構成や演出は安っぽいし

時代を感じるものではあったけれど

窪塚洋介が、カッコイイのだ



いつもカリカリして

何かに焦っていて

日本人が当時(今も)感じている

現状への焦燥を具現化したような

若者…それを彼が演じているのだ



また、原作にはなかった

秀逸なせりふ回しが素敵だ



彼の存在で、この映画は見れるものになっている



「歴史が無えからモラルが無えんだよ。

だから思い出させてやるんだよ。

…ネオ・トージョーが

…暴力で。」



彼らは夜な夜な街へ繰り出しては

彼らの思う「売国奴」を

つるし上げて

ぼこぼこにしたり(強制)

カツアゲをしたり(奪還)

レイプをしたり(排泄)



私的制裁を加えながら

精一杯の世直しに励む



ぼこぼこにして

「日本はすげぇ国なんだぞ!

わかったかぁ?!返事ぃ!」

と言って頭を下げさせる…

「暴力で思い出させる」とは

きっと、そういうことなんだろう



暴力で…というのは

あまりにも短絡的な思考ではあるが

今よりも、体力があって

そして、もう少し頭が悪かったら

あと、もし渋谷に生まれ育っていたら?



彼らのような若者になっていたかもしれない



…暴力はいかん!

でも、話の通じない奴は

ぼこぼこにしてやりたくなるもんなぁ…



彼らが感じている

そして滲み出している

焦りやイライラは

今の時代を生きる若者として

非常に共感できるものだった



私が特に好きなせりふは…



「ニッポンてゆーか

アメポンっすね。」



原作にはなかったセリフだが

その「アメポン」という響きが

面白くて好きだ

それを、窪塚が言うから

一層、素敵だ



安っぽい

安っぽいんだけど

なんだか見てしまう

そんな映画だった



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2014.05.14 Wednesday

国産ヒーロー考(忍者部隊月光) 第三回

私の記憶が確かならば

劇場版「忍者部隊月光」

ビデオを借りてきたのは

母だったように思う




劇場版の公開は1964年

ちなみに、テレビドラマは64〜66年

母が生まれたばかりの頃の作品で

どちらかというと、父の世代の作品のようだ

けれど、母が借りてきてくれた(笑)



原作は吉田竜夫の漫画

「少年忍者部隊月光」



漫画の方では、時代設定は戦時中で

陸軍参謀本部直属となっていたが

映画・ドラマでは戦時中の設定は無くなり

忍者部隊は「あけぼの機関」という

世界平和を目指す組織に所属している



劇場版のストーリーは

国産ヒーロー考 第二回」でも

述べた通り

「破壊兵器」をめぐる

ヒーローと悪者の戦いだ



本作では「破壊兵器」が

水爆の数十倍の威力を誇る

「Zスター爆弾」
であり

ヒーローが忍者部隊

悪者がブラック団

といった具合だ




60年代の漫画やドラマは

やっぱり原水爆何個分かが

新兵器の威力の

物差しとなっていることが多い



ストーリーは単純明快だが

何といっても

「忍者部隊」というのがカッコイイ




そして、そのリアリティが素晴らしい



背中に刀を背負い

ヘルメットには三日月マーク!

そして、拳銃ではなく手裏剣で応戦!




馬鹿!撃つ奴があるか!

拳銃は最後の武器だ!

我々は忍者部隊だ!




というのは、ドラマ版の話しで

映画版ではドンドンパチパチ!笑






拳銃じゃなくて

なぜ?わざわざ手裏剣を?

それは、忍者部隊だから!

静かに敵を仕留めるところが

非常に忍者だ!



テロの脅威が強まっている昨今

現代版「忍者部隊月光」も

面白いと思うんだけど…

変な漫画を映画化するくらいなら

この作品を映画化してほしいなぁ



さて、私のような若造が

このような古き良きヒーローを

知ることによってどうなるのか?



それは…












































人生の楽しみが

少しだけ増える…

ということなのだ







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■おまけ■

デューク・エイサスの主題歌も

渋いんだよなぁ〜






■関連記事(国産ヒーロー考)■

 第一回:黄金バット
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=988

 第二回:黄金バット
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=2154




 

2014.05.13 Tuesday

国産ヒーロー考(黄金バット) 第二回

久しぶりに

映画「黄金バット」を見た




そう!そういうわけで

この記事は

二年前の「国産ヒーロー考(黄金バット)

の続きなのだ!

二年間、お任せしました( *´艸`)笑




本作は1966年公開

ストーリーも簡潔で

テンポもよく

サクサク見ることができる




ストーリーといっても

昭和ヒーロー物にはありがちな

「破壊兵器」をめぐる

ヒーローと悪者の戦いだ



本作では「破壊兵器」が

水爆の1000倍の威力を持つという

「超破壊光線」
であり

ヒーローが黄金バットで

悪者が怪人ナゾー

という感じなのである



そして、「黄金バット」は

皆さんご存知

我が国の古参ヒーローであり

スパイダーマンやバットマンなどで

知られているダークヒーローの

草分けであり、大先輩にあたる

スーパーヒーローである!



しかし、ヒーローとは言え

ダークヒーローの先駆け的存在である

「黄金バット」は

いささか、ダーク成分が強めというか…




怖い…。









本作では、黄金バットは

アトランタス大陸という

古代大陸の遺跡の中から登場する




どう見ても、古代エジプト的な

棺が出てくるのだが

誰が何と言おうと

ここは太平洋の真ん中に浮かぶ

幻の「アトランタス大陸」なのだ




ちなみに、予告編では

「ムー大陸」になっていたりする

結構、テキトーである(笑)

しかし、こんなところで

突っ込んでいたら

もうこの映画、最後まで見れない(笑)




こうして、一万年の眠りから

地球を救うために目覚めた

黄金バットは泣く子も黙る

正義の使者なのであった!



この風貌で「正義の使者」を名乗られて

「なるほど!」となってしまう

主人公たち一向…すごいなぁ(笑)



一方で、ダーク成分のパンチが強すぎる

ヒーロー、黄金バットに比べて

全宇宙の支配者である怪人ナゾーは…




ゆるキャラだったりするのである(笑)

これ、ふなっしーより

つくり荒いでしょ(*_*;笑



そんなナゾーより、その手下の

怪人ケロイド

非常に迫力があったりする




そのネーミングも

非常に危なげなニオイがするが

本当に怖かった

下手な恐怖映画より怖かった

シナリオが単純で

ナゾーがゆるキャラな分

彼の存在感が浮き彫りになった



きっと、この怪人ケロイドが

トラウマになってしまった

昭和の子供たちは

沢山いたに違いない




とは言え、まぁ

ケロイドがどんなに強くっても

ナゾーが目からレーザー出しても

黄金バット(左上2番欠損)にかかれば

赤子の手をひねるも同然なのであった



さて、この映画を見ていると

あることに気が付いた

ナゾーによって惑星イカルスが

軌道を外れて

地球に向かって一直線に向かってくるのだが



そのイカルスが迫ってくる場面…




それを見て、慌てふためく人々…



やっぱり「宇宙戦艦ヤマト」の

「さらば」や「2」を彷彿とさせる

ヤマトスタッフも、やはり

黄金バットを見ていたのだろうか?



結構、昭和の子供向けの

古臭い映画でしょ?と

ナメてみていると

ナゾーのアジトである

ナゾータワーが東京のど真ん中に

浮上したり

「空飛ぶ潜水艦」が出てきたりと

「空想科学」の王道が

ちりばめられているから

見始めると、楽しめちゃったりするのである




そんでもって、ヒロインの




エミリーちゃんが



とっても可愛い!

エミリーちゃん見るだけでも

この映画、見る価値あるかもね(笑)



てか、彼女がいなかったら

登場キャラが殺伐とし過ぎてて

うるおいがなかっただろう(笑)



と、いうことで

70分ぼーっとするなら

皆も黄金バットの勇姿と

エミリーちゃんを見るために

映画「黄金バット」を見よう!笑



本編中の「黄金バット」の

笑い声が、軽くて高くて

ちょっとイラッと来てしまう

そんなサディであった



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2014.05.04 Sunday

若戸大橋、洞海湾に死す!(宇宙大怪獣ドゴラ)

GWということで

ずっと見てみたかった映画を

見ていこうと思う



ということで、今日御紹介するのは…

 

宇宙大怪獣ドゴラ(1964年、東宝)



どうしてずっと

見たかったのかというと

なにを隠そうこの映画

北九州が舞台なのである!



しかも、発足したばかりの

全盛期の北九州が

画面いっぱいに映し出されるのだ!

(本作公開が64年、北九州市発足が63年)



煙もうもうの北九州!



八幡製鉄(現・新日鉄住金)も

しっかり映し出される



公開の前年に開通した

若戸大橋は、当時東洋一と謳われた



そんな栄華を誇る

百万都市・北九州に

宇宙大怪獣ドゴラが飛来する!






高塔山で指揮をとる藤田進が頼もしい



ドゴラの目当ては若松で積出される

筑豊炭田産の石炭であった

ドゴラのエネルギー源は石炭だった



逃げ惑う若松の人々



有史以来の若松の危機!



若松危うし!



ドゴラは石炭があるならば

夜にだってやってくる!



夜の北九州に…



ドゴラが!



陸上自衛隊の必死の抵抗!



しかし、弾幕むなしく…



それをしり目に

石炭をしこたま吸い込むドゴラ



お腹がいっぱいになった

ドゴラの触手は…



北九州市民百万の心のシンボル

東洋一(当時)の「若戸大橋」に!




ドゴラは東洋一(当時)の「若戸大橋」を

軽々と持ち上げて…









ぐしゃり!



めきめきめき…



ぐしゃぐしゃぐしゃ!



ぽい!



ざばーん!



ちーん…合掌



開通してたった一年で…( ゚Д゚)






どこか満足気なドゴラ




 

悔しそうな福岡県警の皆さん

 

…かくしてドゴラ来襲により

北九州市若松区は

人口減少をたどるのであった…


(現在の若戸大橋)



嗚呼、天かける若戸の橋よ

永遠に!!



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2014.04.11 Friday

【簡易更新】ドラえもんのび太の…

のび太くぅん



のび太くぅん



のび太くぅん



のび太くぅん



のび太くぅん










「人間製造機だしてよ…」





(iPhoneからの投稿)



2014.03.25 Tuesday

切腹

このブログでは以前から

丹波哲郎が好きだ!とか

三船敏郎が好きだ!とか

色々と言ってきたし、彼らの出ている映画は

率先してみてきたつもりだ



しかし、実は

…別に隠していたわけではないが

映画「二百三高地」を見て以来

仲代達也に心酔している節があった



ということで、昨晩

仲代達也の代表作「切腹」を見た



あまり時代劇は見ないタチなのだが

仲代達也の存在感に惹きこまれて

最後まで見てしまった



武士の切腹という行為を通して

侍社会の閉鎖性や陰湿性

見栄や外聞、建前を重視する風潮が

見事に描き出されていた



映画は時折、回想を挟みつつ

仲代演じる津雲半四朗と

三國連太郎演じる

井伊家家老・斎藤勘解由との会話によって進む



しかし、ただの会話ではなく

半四朗が見事に井伊家の…いや

侍社会の本質を厳しくえぐる構成は

さながら推理小説のようであった



この映画に描かれているような

本質的な部分を無視してまでも

建前やうわべを重要視し

必要とあれば不都合は内々に処分する

というところは

侍や武士に限定しないまでも

現代にも通じるものがあるのではないだろうか?



私たちは武士や侍というと

それこそ「うわべ」だけを見て

まるで完全無欠なヒーローのように

賛美してしまっているような気がする

それでは「スシ、テンプラ、サムラーイ」と

はしゃいでいる、外国人観光客と

まるで同じではないか?



日本人の精神に古代より巣食う

陰湿な部分を

この映画では

いやらしいまでに描いていると思う

そして、「武士道精神」というものは

本質はさておき、その陰湿な部分によって

醸成された部分というものが

少なからずもあったのだ

ということは、知っておかなければならないだろう
 


あと、この映画を見て言えることは



やっぱり、仲代達矢は

ヒゲがとってもよく似合う

ということだろう



これから、ちょっと

仲代達矢にスポットをあてて

映画を見ていきたいと思う



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2014.03.15 Saturday

プロジェクトA(二周目)

いまテレビで、がんがん宣伝している

「ジャッキー・チェン DVDコレクション」

を購入してしまった…



だって「プロジェクトA」のDVDがついて

890円(創刊号のみ)だったんだもん



さて、昨晩

早速DVDを見た

「プロジェクトA」を見るのは二度目だが

やっぱり面白かった



「プロジェクトA」はどこをとっても

大好きすぎて語りつくせないのだが

やっぱりオープニングの高揚感がヤバい!



デーン!



ドーン!



デーン!



ドーン!



ふぁふぁふぁふぁ〜



ふぁふぁふぁあ〜



テ〜テレレレレレレレレレレ〜



ランララランラララララ〜



ランラララ〜(ドーン!)



あああぁ〜、はじまるぅ〜という感じ



そんでもって、今回観てみて

一番シビれたのが

ジャガー演じる

ユン・ピョウ



最初は嫌な奴、と思っていたけれど

段々、ドラゴン(ジャッキー・チェン)の仲間になるのだ

クールでカッコ良くて強くて

でも、ちょっぴり間抜けな所が素敵だった



敵アジトに忍び込んだときの

「合言葉」を巡る

フェイ(サモハンキンポー)とドラゴンとジャガーの

三人のやり取り(?)がツボだった



フェイが適当に言った

「ぶん殴れ」を合言葉だと思ったジャガーは

敵に扮したドラゴンから「合言葉は?!」と聞かれ

自信満々に「ぶん殴れ!」と言う

恐ろしいまでのドヤ顔だったが

その言葉通り、ドラゴンにタコ殴りにされるジャガー

(ジャガーも扮装していたため

ドラゴンはジャガーだと気付いていない)



殴られた挙句に

「(合言葉が)ち、違ったか…」

と、しまった顔のジャガー



クールな役柄だった分

このギャップが素敵だった



ユン・ピョウが好き過ぎて

ユン・ピョウが出て来る度に

「ぴょう〜!ぴょう〜!」と

テンションが上がって鳴いていた



まるで、「めそ」のように…



ぴょう〜!ぴょう〜!ぴょう〜!ぴょう〜!



最後は敵のボスを

カーペットでぐるぐる巻きにして



手榴弾で木端微塵に



このラストは何度見ても衝撃的だ(笑)



今度、レンタルビデオ屋に行って

またジャッキー・チェン借りてこようかな



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■関連記事(成龍作品)■
 
 プロジェクトA
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1257

 ポリスストーリー(香港国際警察)
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1253

2014.01.18 Saturday

姫の犯した罪と罰とは?

今日は連盟会議があったので

試験前だったけれど

街の方まで出て行った



そうだ!せっかく街まで出るのだから

「かぐや姫の物語」の

パンフレットを買いに行こう!

と、はっと閃いた

それが閃いてからは

今日はずっと

「かぐや姫の物語」のパンフを買う日

であった(笑)




会議がやっと終わり

一目散にリバーウォークへ向かう

映画館のカウンターへ行き

求めている物を探す



あ、あったあったと

指をさしながら

ちょっと声を張って店員さんに一声かけた



「かぐや姫の物語のパンフください」

「はい、何ですか?」

「え、パンフレットください」

「何のパンフですか?」

「だから、かぐや姫!」

「あ、はい、600円です」



少々、要領の悪い受付だったが

なんとか無事に入手することができた



自分で言うのも何だが

私が映画を見て、パンフを買うなんてことは

非常にめずらしいことである



この間もヤナギと見た後

「あ〜!買えばよかった!」と

パンフの存在を失念していた自分を責めた

でも買えてよかった♪



監督や製作に携わった人の

色々なコメントを見ることができた



そして、気になっていた

「姫の犯した罪と罰」の

「罪」と「罰」が何なのかも

きちんと解釈が書き記されていて

この間

自分が見た後に書いておいたレビュー

読み返しながら

なるほどなるほど、とほくほくして

読み進めた



しかし、静止画で見ても

この「かぐや姫」は本当に

凛として美しい



このかぐや姫を見るたびに

ふと、黒澤明の「羅生門」を

見たときのことを思い出す



なんだか、京マチ子が演じた

殺害された武士の妻・真砂を連想してしまう



しなやかな美しさ



「羅生門」で京マチ子がみせた

女の強い眼の光と

「かぐや姫の物語」で朝倉あきがみせた

艶のある一本筋の通った声は

同質の美しさを匂わせているように思う



女は強くしなやかで

それでいて

切なく脆い…

これだな!


と、男サディは思うのだった



さて、時々、私も

かぐや姫のように

「前世の契り」で

どこか遠くから来た

人とは違う特別な人間なのでは?と

思うことがある



いや、正しくは

そうだったら良いのにな、面白いのにな

と思うことがある

と言った方がいいかもしれない(笑)



かぐや姫は

「こんなところにいたくない!」と

一瞬でも強く思うだけで

月へテレパシーが飛んでしまい

月からお迎えが来てしまう



だが、私は

「もういやだ!」とか

「こんなところにいたくない!」と

度々、強く思ったりすることもあるが

一向にお迎えは来ない



その度に、やっぱり、私は

ただの人なんだなぁ、と

当たり前なんだけど

納得したような

でもちょっと、寂しいような

そんな気持ちになってしまうのだった



喜怒哀楽に身を焦がし

愛別離苦の情に振り回され

時に醜く、意地悪く

嫉妬深く、騙し、裏切り

裏切られ…

そして、清らかさや美しさに

憧れて…

寝ても覚めても

やっぱり私は

ただの人なのだ



とはいえ、いつお迎えが

来てもいいように

「生」を力いっぱい享受したいと思う



そのためには

まずはCBTの勉強を…

ハァ

お迎えこないかな



それでは、ばいちゃ☆


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■関連記事■

 かぐや姫の物語
 http://tulip-kimkim.jugem.jp/?eid=1962


2013.12.29 Sunday

かぐや姫の物語

「風立ちぬ」の上映前に流れていた

予告編を見て、絶対に見に行かなければ!と

思い続けていたものの

色々と忙しく、なかなか機会に恵まれなかった



しかし、今日、ついにヤナギを誘って

見に行くこととなった!

え?何を?

それは、もちろん

「かぐや姫の物語」である



1999年の山田以来、14年ぶりとなる

高畑勲監督作品である



札幌駅で待ち合わせをして

11:45の上映を見る予定だったが

私が大幅に遅刻してしまい

結構ぎりぎりになってしまった(ごめん、ヤナギ)



年末の日曜日ということもあってが

尋常でなく混んでいた



なんとか上映時間に間に合ったものの

最前席になってしまった

しかし、大迫力で映像に迫ることができた



さて、高畑作品は

「火垂るの墓」「思ひ出ぽろぽろ」と

容赦なく心をえぐってくる

「かぐや姫の物語」も

いままで以上に、心をえぐってきた

もう思い出しただけで泣きそうだ



この映画を見て

「幸せとは何だろう?」という

問いかけを投げかけられたように思えた

(以下ネタバレあり)



翁は姫の幸せを願っていた

ただただ幸せを願っていただけなのに

どこでどう違ってしまったのか



このジブリ版の「竹取物語」は

概ね原作古典の通りだが

随所に高畑エッセンスが効いており

一人ひとりの感情がきめ細かく描かれており

ラストもよりドラマチックに、悲劇的になっていた



翁の努力により

「高貴な姫君」となったかぐや姫は

故郷の里を奪われ

友と引き離され

駆け回り、笑い転げる自由を奪われ

次第に表情から笑みが消えていった



月に帰る前の

捨丸兄ちゃんとの再会も

感動的だったが

ひどく残酷だと思った

笑顔で「捨丸兄ちゃんと一緒に居たら

幸せになれたと思う」と

常に過去形で言放つ姫の姿と

捨丸との台詞の対比に

やはり、幸せとはなんだろうか?と考えさせられる



翁が天からの思し召し!と

張り切ることなく、都に行くこともなく

かぐや姫が「たけのこ」のまま

「高貴な姫君」にならず

山の中で捨丸と添い遂げていたら

かぐや姫は幸せになったのだろうか?



本作では、月からの使者は

勝手に来たのではなく

都での窮屈な暮らしに苦しみぬいて

思わずかぐや姫が呼んでしまった

という風にアレンジされていた



そこが、また最後の翁たちとの

別れを悲劇的なものにしていた



姫の幸せのために

ここまでがんばってきた翁ではあったが

それがあだとなって

姫が月に帰らなければいけなくなってしまったのだ



かぐや姫が地に下りてきたのは

「高貴な姫君」になるためではなかった

「生きるため」だったのだ



また、月からの使者がかき鳴らしていた

陽気な音楽も

憎くなるほどに底抜けに明るかった



さらに、月の羽衣を着てしまうと

地球で過ごした記憶はすべて消えてしまう

という救いのないところも原作通りで…

ただでさえ辛くて悲しい

離別のシーンなのに

とんでもなく心をえぐられた



最後に翁が嫗に放った

「私を許しておくれ」という言葉が

またなんとも言えずに悲しい



話は少し変わるが私は園児の頃に

魔女っこメグちゃんの再放送を見て

その最終回(前編)を見て

一晩中泣き明かしたことがある



メグちゃんはかぐや姫とは逆で

魔法の国に帰るときに

周りの人たちから

自分の記憶が消えてしまうという

物語だった



子供心にそれが

とてもショックだった…

幸い、最終回(後編)で

メグちゃんは人間界に戻ることになり

周りの人たちの記憶もよみがえるので

よかったのだが…



この映画には

その後編にあたる部分がまったくない

かぐや姫から地球の記憶はまったく消えてしまう

そして、山で歌った歌を歌うことで

心を振るわせ、涙を流す

しかし、思い出すことはない



一方で、翁や嫗の心には

いつまでもかぐや姫が残り続ける

がらんと広い屋敷に

埋められない心の穴を抱きながら

切なく余生を過ごすのだろう



それを思うと

心をかきむしられる



ここで、エンディングテーマソングが

エンドロールとともに流れる

「必ずまたあえる」



その歌声に、その歌詞に

このエンディングを聞かなければ

どうしても心が救われなかっただろうと思う

こんなに主題歌に救われたことはない



さて、キャッチコピーにある

「姫の犯した罪と罰」とは

いったいなんだったのだろう?



ヤナギが

「地球という禁断の地へ

行ってみたいと羨むこと自体が

“罪”であり

それで地球に下ろされたことが

“罰”だったのではないか?」と

ぱしっと答えてくれた



あまりに残酷な「罰」に

翁・嫗の心を慮っても

かぐや姫の心を思っても

涙がとまらなくなってしまう



えぐられた心

回復するのにしばらくかかりそうだ



「かぐや姫の物語」

日本の映画史に残る

最高傑作であることは

間違いなく断言できるだろう



(2014.1.18.一部改筆)


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